9月23日、霧雨が混じる天候の中、環境登山パートⅡに12名が参加、三ノ塔頂上直下の崩壊地に今春に植えつけた苗木の根元付近に防霜用に藁菰を敷く作業を行った。前日の天気予報で降水確率50%と報じたことから、限られた人数の参加となった。出発前に見あげた山は霧に隠れていたが上空の雲が切れ晴天が覗く状態であった。現地に到着して作業を始めるころは依然と霧模様。作業を終えるころになって、富士山が遠望できるほどに回復。気温が低かったせいか、ヒルの攻撃にも遭うことがなかった。参加の皆様、お疲れ様でした。
春に植えた苗木は、丈を50cm程に元気に育っていた。幾本か枯れてしまったものが見受けられたが、概ね良好の生育であった。植栽地は県で設置した防鹿ネットで囲まれており、シカの食害の被ることなく「箱入り娘」状態で育っていた。
三ノ塔尾根で藁菰を背に喘ぐメンバー
藁菰を植栽した裸地に敷き詰め固定ペグを打つメンバー
藁菰を植栽した裸地に敷き詰め固定ペグを打つメンバー