「尾関廣 銅像保存会」 規程まえがき 

尾関廣さんの銅像は、昭和45年5月に全国の山岳連盟の登山家等の有志により神奈川県の丹沢四十八瀬川二俣に、尾関廣さんの功績を残すためにつくられました。その後、諸先輩の好意のもとで維持されてきましたが、神奈川県山岳連盟の50周年を機に神奈川県山岳連盟として、「尾関廣 銅像保存会」を設けて後世に保存管理の組織をつくる。

尾関 廣銅像 案内板の記載内容

尾関廣先生の事績

明治二十八年愛知県に生まれ十三歳より登山を始めその足跡は国内はもとより海外にも及ぶ

昭和十五年純正な登山を普及しその発展を願い全国の登山団体に呼びかけて組織化を図る

昭和三十年全日本山岳連盟を結成。後に会長となり社団法人日本山岳協会に発展させた

また地元神奈川県山岳連盟会長とし自然保護のため丹沢国定公園化運動や、大自然を道場に青少年育成と遭難防止のため県立登山訓練所の設立に盡力した

ここに先縦者の功績に感謝するために全国有志の拠金により銅像を建立した

昭和四十五年五月
建設世話人 旧全日本山岳連盟有志
銅像彫刻者 新関国臣

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