講習会概要
「JMSCA夏山リーダー資格」の検定講習会(アセスメントコース)を2020/11/28~29の2日間で実施しました。
参加者
受講生、9名
県別…東京都2名、愛知県5名、茨城県2名
性別…男7名、女2名
年齢…20代1名、30代1名、40代6名、60代1名
岳連所属…神奈川岳連1名、都岳連1名、愛知岳連1名
講師、3名
伊藤(2日間)、平野(2日間)、井上(前半)、今枝(後半)
内容
昨年秋の養成講習会修了者12名のうち9名が今回の検定講習会にチャレンジした。事前に提出されたログブック(山行記録表)からは1年間の熱心なトレーニングぶりがうかがえた。検定を受けるためには養成講習会修了後、3エリア以上10回以上の山行の経験が求められる。
コロナ禍で制限が多い中、これだけの山行をこなすのは容易なことではなかっただろう。資格取得という目的意識が大きな推進力になったようだ。1年ぶりに懐かしい顔が揃ったところで検定講習会がスタートした。
11/28(土)
研修室で2日間の日程の説明と班分けをおこなったあと、1時間の筆記試験。そのあと各自が作ってきた登山計画書を見ながら、質問しながらの検定。
午後は山スポの屋外にてセルフレスキューについてシナリオベースの検定。いろいろな危急時の場面、状況に応じてどのように考え行動するか、リーダーとしてのパフォーマンス(演技)を査定する。
11/29(日)
天気図をチェックして班ごとに山行に出発。途中リーダーを交代しながらリーダーとしての仕事ぶりを査定する。またナビゲーションのための読図についても実技・知識について歩きながら検定をおこなう。
大倉高原ではテント設営、コンロ使用しての炊事など。
道迷い時にパーティーをどう管理するのか、など1年前と同じコースで検定。山スポに戻り終了式。緊張が解けてホッとしたようで「検定じゃなくて普通に皆と一緒に山に登りたーい」と言う声が聞こえてきた。
今回諸々の状況を考えて募集枠6名としましたが、意外と多くの申込みがあり、急遽応援していただいた千葉岳連の講師平野様に感謝いたします。
(記 伊藤)