令和元年(2019年)度の遭難救助講習会標記講習会を下記要領通り開催致します。

一般縦走路での搬出技術についても講習会を行いますので、岩登りをなさらない方も奮ってご参加下さい。また、本講習会は指導員更新時に必要な講習の一つになっておりますので、指導員の方も是非ご参加下さいますようご案内申し上げます。コースによっては参加条件がございます。必ず開催要項にて参加条件をご確認の上、申し込みください。

日時:令和元年(2019年)11月17日(日) 8:30~16:30 受付8:00より

場所:神奈川県山岳スポーツセンター並びにその周辺

対象:神奈川県山岳連盟所属団体会員ほか(一般の方も受講できます)

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※講習会の様子

内容:『縦走路並びに岩場での事故発生を想定し、負傷者を搬出する。』
講習は2つのグループ(3コース)に分けて実施致します。 
A.救助技術総合グループ(A救助総合コース)
 (1) 自力救助の装備と山行前準備
 (2)事故発生時の判断と対応
 (3)救助技術(簡易ハーネス、ザック搬送等)
 (4)斜面での搬出トレーニング

B.岩場登攀救助グループB-1(セカンドレスキューコース)※参加条件あり
 (1)支点構築
 (2)セカンドビレイ体勢からの自己脱出
 (3)介助懸垂(振り分け懸垂)
 (4)シミュレーション(事故発生~ピックアップ~テラスまでの懸垂下降)

 B-1参加条件(①、②の条件をクリアしている方)
 ①Ⅳ級以上をリードでき、1年以上または10回以上のリードクライミング経験者
 次のロープワークがスムーズにできる事
  フィギュアエイトノット(オン・ア・バイト/フォロー・スルー)、クローブヒッチ、ダブルフィッシャーマンズノット、ムンターヒッチ、ミュールノット、フリクションヒッチ(マッシャー、プルージック等)、シートベント、スリップノット(ムンターヒッチ、ミュールノットは支点側、ビレイ器側でもできる事)

(注)『セカンドレスキューコース』は、十分な登攀技術を既に習得されている(リードできる)方を対象としています。技術・知識に不足のある方の本講習への参加は危険ですのでご遠慮ください。場合によっては他のコースへ移って頂くこと、或いは見学中心にして頂く可能性もありますのでご了承下さい。

B.岩場登攀救助グループB-2(岩場登攀救助入門コース)
 (1)岩場の救助で使うロープワーク等
 (2)岩場での救助に使う基礎技術(引き上げ、引き降しなど)

 B-2クラスの狙い
 クライミング経験の少ない入門者あるいはスポーツクライミングを主として活動されている方を対象とし、事故やトラブルへの対応力がない方を想定しています。B-1クラスがチームレスキューのシミュレーションをメインにおいているため、そこに至る基本技能を個々のパーツとして習得することを目的とします。
 必須技量:エイトノット、クローブヒッチ、マッシャー(オートブロック)

受講料および募集人数:
 A.救助技術総合コース  4,500円(神奈川県山岳連盟所属団体会員以外からの参加者は5,500円)18名
 B-1.岩場登攀救助コース 7,000円(神奈川県山岳連盟所属団体会員以外からの参加者は8,000円)18名
 B-2.岩場登攀救助コース 4,500円(神奈川県山岳連盟所属団体会員以外からの参加者は5,500円)9名
   ※受講料は事前支払い制となります。

申込受付:必ず要項をご確認の上、申し込みフォームより申し込みください。

問合先:神奈川県山岳連盟遭難対策委員会 メール このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

R1遭難救助講習会要項(pdf)☜必ずご確認ください

 

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