神奈川県山岳連盟森林(もり)づくりボランティア活動の平成29年度下期活動が始まる。

11月19日、煤ケ谷水源林のフィールドで行われた第72回活動に10名が参加した。この活動を以ってH29 年度の下期の本格活動が開始されたことになる。夏季のヤマビル活動期を避けて、来年の5月ごろまでの活動が続けらえる。このフィールドは「県民と協働による森林づくり実行委員会」の「森林づく地定着型ボランティア活動事業」として、平成31年3月31日までの予定で提供を受けているもので、広さが約8ヘクタールある。今まで9年間70回を超える活動で、鬱蒼とした広い森も明るく変身しつつある。

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黄葉の背景に野外テーブルに集うメンバー達

お花と自然の観察コースの参加者は23名(大人20、子供3)、3班に分かれて行動しました

三ノ塔コースの参加者は63名(60名、子供3名)、6班に分かれて行動しました

雲は多めながら日差し豊かな1日でした

役員は本部16名、お花コース10名、三ノ塔コース21名で、お花コースにははだのネイチャーウォッチングクラブの7名が自然観察の講師として加わっていただきました。

また両コースの救護で神奈川県赤十字山岳奉仕団の7名に対応していただきました。

 

 9月23日、霧雨が混じる天候の中、環境登山パートⅡに12名が参加、三ノ塔頂上直下の崩壊地に今春に植えつけた苗木の根元付近に防霜用に藁菰を敷く作業を行った。前日の天気予報で降水確率50%と報じたことから、限られた人数の参加となった。出発前に見あげた山は霧に隠れていたが上空の雲が切れ晴天が覗く状態であった。現地に到着して作業を始めるころは依然と霧模様。作業を終えるころになって、富士山が遠望できるほどに回復。気温が低かったせいか、ヒルの攻撃にも遭うことがなかった。参加の皆様、お疲れ様でした。
 春に植えた苗木は、丈を50cm程に元気に育っていた。幾本か枯れてしまったものが見受けられたが、概ね良好の生育であった。植栽地は県で設置した防鹿ネットで囲まれており、シカの食害の被ることなく「箱入り娘」状態で育っていた。

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三ノ塔尾根で藁菰を背に喘ぐメンバー

出席者:Sさん、Mさん、I(私)

場所:県民活動サポートセンター

内容:この夏の登山活動報告、秋の予定など。その後立ち飲み屋で歓談。

2017年9月2日土曜日、かながわ県民活動サポートセンターで安全登山講習「山の天気と気象」をおこないました。受講生は3名、気象予報士の清水先生による座学で、下記のような内容でした。

  1. 大気(空気)の性質
    1. 大気(空気)の組成
    2. 水の三態
    3. 断熱膨張
    4. 露点温度と飽和水蒸気量
    5. 対流と成層不安定
    6. 対流圏と成層圏
    7. 気圧
    8. 風と地形
    9. 等圧線と風
  2. 気象用語
  3. 天気を解析するための要素
  4. 四季を通じて登山に影響を与える気象現象
  5. 気象情報を活用した登山計画及び遭難防止

 講習風景

8月11日(金・祝日)

宮ケ瀬湖園地(神奈川県清川村)にて、連盟主催でかながわ山の日2017in宮ヶ瀬が開催され、生憎の天気にも関わらず、地域の関係者と連盟会員など40名ほどが集った。

この集まりでは、地域の関係者から挨拶挨拶など開会式の後、童謡歌手の雨宮智子さんによる「宮ヶ瀬湖畔に歌う」コンサートが、午後から園地に隣接の「春の木丸コース」を小糠雨の中ハイクがそれぞれ行われ、予定を一部切り上げスケジュールを無事終えた。

開催の様子(YouTubeから):https://www.youtube.com/embed/N7DdEenRHQc